“都野菜®”の恵みを肌にも届けたい。「はんなりっち」シリーズ誕生秘話【1/2前編】

みなさん、こんにちは!
蒸し暑かったかと思えば肌寒い夜もある今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨があければ待ちに待った「夏」が到来! いよいよ『はんなりっち うるおい石けん』をみなさまの元にお届けできる時期 *1 になりますね♪
さて、今回の記事では、そんなうるおい石けんがどうやって誕生したのか? どんな気持ちが込められているのか? 当社 *2 代表取締役 兼 野菜ソムリエである東元が、その熱い想いの丈を【前編/後編】にわたってお伝えしていきます!
*1『はんなりっち うるおい石けん<高濃度トマト配合>』は7〜10月のみ販売、他期間は予約受付。
2021年7月~トマト入荷次第、順次お届け予定ですのでお楽しみにお待ちください(お届け時期は目安です。前後する場合がございます)。
*2 株式会社MAPPYLABO
食にまつわるお仕事の中で生まれた“気づき”。

ぼくたちが京都の地に飲食店を開業したのは、いまから10年以上前のこと。
食を通じてお客様に喜びを届けたい、お腹だけでなく心まで満足していただきたい、食事を楽しんでいただきながら健康・美容もサポートできたら・・・。
その一心で試行錯誤をくりかえし、現在では、朝採りの野菜を心ゆくまでご堪能いただけるビュッフェスタイルのレストラン『都野菜 賀茂』のほか、できたてのお料理をいろいろな場所にお届けするケータイリングサービスなどを展開するに至りました。
そんな「食」にまつわるお仕事をしていく中で、日々いくつかの“気づき”が生まれ、それが数々の出会いにつながって「はんなりっち」シリーズが誕生することとなったのです。
“京野菜”のあり方に疑問。そこから生まれた「都野菜®」の定義とは?

まずは、店名にも冠している「都野菜®」という言葉が生まれた経緯からお話したいと思います。
みなさんは「京野菜」ときいて、どんなイメージが浮かびますか? おそらく“京都でつくられている伝統的な野菜・・・?”、そんな風に答える方が多いのではないでしょうか。
生まれも育ちも京都出身であるぼくには、常日頃から抱いている疑問がありました。
「なんで“和歌山県産の賀茂ナス”が売られてるんやろ???」
「京野菜」という言葉は、『京の伝統野菜 *1』と呼ばれる37品目と、『ブランド京野菜(京のブランド産品)*2』とされる31品目の総称です。しかし、現状としては、京都以外の他府県、はてはフランスなど海外で生産されているものがあるのも事実なのです・・・。
そのことを知ったぼくは少なからずショックを受けました。京野菜と銘打たれたものは、すべて京都でつくられているものと思っていたからです。そして、自分たちが運営するお店では、純粋に「京都で育てられた野菜」を使いたい・・・。そんな想いを強くしていったのです。
そこで、指定品種にとらわれず、京都府下にある農家さんの手で丹念に育てられた野菜、しかも有機・無農薬または減農薬で育てられた野菜たちを、新たに「都野菜®」として定義づけることにしました(商標登録済)。
そして、レストランでのメニューに「都野菜®」を使うだけでなく、抽出エキスを、はんなりっちシリーズに美容成分として配合することに決めたのです。
(後編につづきます・・・!)
*1
1. 明治以前の導入の歴史を有する
2. 京都府内全域が対象
3. たけのこを含む
4. キノコ、シダを除く
5. 栽培又は保存されているものおよび絶滅した品種を含む
*2
1. 高規格のブランド認証基準:
(1)イメージが京都らしい、(2)(1)以外のもので販売拡大を図る必要がある、(3)次の要件を備えている【出荷単位としての適正な量を確保/品質・規格を統一/他産地に対する優位性・独自性の要素がある】
2. 市場流通する生産量
3. 加工向け産品は除く(消費者の目に触れる)
4. 有識者の審査会をパス
・・・以上の各項を満たすもの