フードロス量の統計に含まれない?!「畑でおこっている産地廃棄」とは?

このブログ記事で定期的に取り上げている「フードロス」問題。今回は、わたしたちMAPPYLABOと関わりの深い「農業」の現場で起こっている“産地廃棄”をテーマにお送りしたいと思います。

「産地廃棄」=「目には見えにくいフードロス」。

先日、こちらのブログで取り上げた記事の中で、日本で発生する年間のフードロス量は「約600万トン *」を超える推計であるとお伝えしました。しかし、その数字の中には含まれていないものが存在することをご存じでしたか?

*事業者から約324万トン・家庭から約276万トン/平成30年度推計

それは、農業や漁業の現場、畑や港でおこっている“産地廃棄”と呼ばれるもの。傷のある野菜や規格外サイズなどで出荷できない魚を、産地で廃棄しなければならない現状があるのです。

わたしたちMAPPYLABOにとって農家さんはパートナー的存在。日々彼らと交流を深め、産地に足を運ぶなかで、ふと目にした光景がありました。

畑の片隅にこんもりと山のように盛られた野菜の姿です。農家さんに訊いてみると、これらはさまざまな事情で出荷できなかった野菜たちである、とのこと。できるだけ自分たちで食べたり知人に配ったりはしても、消費できない分は土壌に還元、つまり堆肥として利用するのだそうですが、それでもこれらは“食べてもらえない野菜たち”であることに変わりがないのです。

最近では、この現状に対して「もったいない」とする声も上がりはじめ、徐々にその実態が浮かび上がってきました。しかし、“堆肥にもなる”という側面からか問題視されにくく、まだまだ対策は不十分だと言えるようです。

野菜の「産地廃棄」はなぜ起こるの?

それでは、なぜそのような事態が起こってしまうのか、大きな観点として3つ考えてみました。


1:出荷基準をクリアできない規格外野菜だったから
→大きさ・重量・傷など出荷規格をクリアできなかった野菜のことです。

2:自然災害による被害でダメになってしまったから
→近年多く発生している大型台風や豪雨などの災害による影響です。

3:降雨・気温の影響などで過剰生産になってしまったから
→たくさん獲れすぎた野菜を市場に大量出荷すると価格が極端に低下する“値崩れ減少”が起きてしまうため、出荷できないのです。


まずは“知ること”からはじめてみよう。

さまざまな観点から「産地廃棄は当たり前のこと」、「取引や流通の合理化においては必要だ」という意見もあります。しかし、農家さんが丹精込めて育てた野菜を出荷できないということは、シンプルに“悲しいことである”と、わたしたちMAPPYLABOは感じています。

そこで、どうしたら産地廃棄量を減らすことができるのか、わたしたちなりに考えてみました。


1:“野菜の個性”を受け入れる

→スーパーに並んでいるのはキレイでサイズもそろった野菜ばかり。わたしたち消費者がそういった野菜を求めることが“産地廃棄”の現状につながっています。ちょっと傷があっても、大きさがバラバラでも、それは野菜の個性。人間と同じです。味も栄養価も変わりがない“規格外野菜”に親しんでみることが大切だと考えています。

2:アプリやサイトなどのサービスを活用する

→近年は、生産者さんと直接つながれるアプリやサイトが増えています。台風で被災した野菜を買い取れたり、新型コロナの影響で大量に余った食材に出合えたり。価格もお買い得なことが多いので見逃す手はありません!

3:加工食品・製品を“知る”

→昨今では、出荷できない野菜などを使った加工食品・製品も多数販売されています。一例を挙げると、災害で傷んだ野菜を加工したジャムなどです。もちろんわたしたちの『はんなりっち』コスメシリーズのように、規格外野菜のエキスを使った、食品以外のサステナブル製品も続々誕生しています。


いかがでしたか?

わたしたち一人一人が農業の現場に興味を向け、“知る機会を増やすこと”が、まずは問題解決の一歩なのかもしれません。

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